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2012-04-28 キース・ジャレットのゴルトベルク変奏曲
キース・ジャレットのゴルトベルク変奏曲Add Star
J.S.バッハ | 23:41 | キース・ジャレットのゴルトベルク変奏曲を含むブックマーク

時々、バッハのゴルドベルク変奏曲を聴く。ゴルトベルク変奏曲は、初期の鍵盤楽器曲(チェンバロなど)として書かれた曲だが、私はピアノ版の方が好きで、いちばん愛聴しているのはバッハ:ゴールドベルク変奏曲(1981年録音)。荒々しく、ロックともいえるようなタッチから、バッハが見た神が見えてくるような演奏で、これは「人類の宝」と言っても大げさでないほどの名盤で、何年、何十年と、いつまで聴き続けても飽きない(だろう)。しかしたまには、別の演奏者によるチェンバロ版を聴くこともある。

チェンバロの音色は鋭角的で、癒しというよりは厳めしい(いかめしい)。厳しさを感じる。響きはピアノの多彩さに比べると平板で、単調で、辛いときがある。だから聴き疲れしてしまい日常的にはあまり聴かないのだが、時々は無性に聴きたくなる。バッハの頃のもともとの響きはチェンバロだったわけで、その事実はたいへん説得力があるし、またシンプルなものを聴きたい時には、チェンバロの方がフィットする。

最近よく聴いているCDが、ジャズ・ピアニストのキース・ジャレットがチェンバロを弾いた録音だ。これが大変素晴らしい演奏となっている。

相当スイングしてるんじゃないの?そんなジャズ・ピアニストということから想像されるような要素はほとんどなくて、きわめてオーセンティックなクラシック音楽の演奏となっている。

解釈は基本的にオーソドックスで、全体的にゆっくりとしたテンポで、曲の構成がよくわかる立体的な演奏である。そして曲によってはごくわずかに、細部を意図的に崩している。この崩しによって、教科書的でない躍動感が生まれ、退屈さから解き放たれた音楽となっている。

ゴルトベルク変奏曲の魅力はたくさんあるが、私が一番感じるのは、崇高な精神によって書かれている音楽だということだ。バッハはめげないしぶれないし折れない。バッハの傍らには神がいる。崇高な精神によって書かれているということは、バッハの音楽全てに言えることかもしれないが、毎日毎日『マタイ受難曲』を聴いて過ごすわけにもいかないので、このくらいの規模の曲で(60分くらい)、バッハの音楽の神髄に触れることができるのは幸せだ。

それにしても、こういう曲だからこそ、ごまかしはきかない。クラシック音楽のピアニストしてのポテンシャルが出る。その点、何ら遜色がない。テクニックは万全でありながら、個性もある。ピアノのリサイタルでコンサートホールを満員にできるクラスの演奏家である。とはいえ、クラシック音楽からすると異端に位置するジャズ・ピアニストが、ジャズのアプローチでなく、クラシック音楽のアプローチでバッハに挑むという時点で、普通でない。じっさい、この録音のために冬の山に籠り(八ヶ岳高原音楽堂にて録音)、日本人のチェンバロ製作者、レコードのレーベル・ECMの録音エンジニアなどのスタッフとともに音楽を完成させたそうである。そんな特別な思いがひしひしと伝わってくる真摯な演奏で、感動の度合いの高い演奏である。

チェンバロ版のゴルトベルク変奏曲の名演を探している人がいたら、第一に推薦できるといっても過言ではない。私の場合、ずいぶん前に買ったCDだが、最近やっとその魅力に気づいて、愛聴している。

チックコリア動画
https://youtu.be/lCOtDcSRMYE?list=PL8E116F7C7BA1B937&t=125
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2010-11-09

■[music] キース・ジャレット/バッハ 『平均律クラヴィーア曲集』Add Starbardiche-assaultburietasssSIMPLETON
http://d.hatena.ne.jp/kanimaster/20101109/1289305507
 ジャズ・ピアニストとして有名なキース・ジャレット(1945-)は、1980~90年代にかけて本格的なクラシック音楽のアルバムを何枚か発表している。特に、J・S・バッハ(1685-1750)の作品には力を入れていたようだが、同じ頃にバッハをジャズ風にアレンジして聞かせたピアニスト、ジョン・ルイスとは正反対に、全く崩れたところのない(つまりジャズっぽいところがまったくない)演奏を行っている。
 その中でも、『平均律クラヴィーア曲集』 は 『第1巻』、『第2巻』 それぞれ CD 2枚組という超大作で、当時、ジャズとクラシック両方のファンに注目された作品である。
平均律クラヴィーア曲集 第1巻(1987年録音)
 
平均律第1巻は、1722年に完成された鍵盤楽器(クラヴィーア)のための練習曲。バッハは息子のために24の 「プレリュードとフーガ」 をすべて異なる調性によって作曲したのである。(楽譜が出版されたのは、作曲者の死後であったらしい。) 以下の演奏は、『平均律クラヴィーア曲集 第1巻』 より、「プレリュード第1番 ハ長調」、「プレリュード第3番 嬰ハ長調」、「プレリュード第5番 ニ長調」。

 キースのピアノがいかに真剣にバッハに取り組んでいるか、よくわかる演奏といえるだろう。全体にテンポ速め、落ち着きのある、安心して聴いていられるバッハだと思う。余談だが、「プレリュード第1番」 にメロディをつけて歌にしてしまったのが、グノー作曲 「アヴェ・マリア」 である。
以下の音源は、カーペンターズのアルバム "Christmas Portrait" より、「アヴェ・マリア」。

平均律クラヴィーア曲集 第2巻(1990年録音)
平均律第2巻は、第1巻の20年後、1742年に完成された。第1巻と同じ構成だが、シンプルな前作に比べて絢爛豪華な雰囲気がただよう作品である。 以下の演奏は、『平均律クラヴィーア曲集 第2巻』 より、「プレリュードとフーガ第1番 ハ長調」。キースは第2巻をハープシコードで演奏している。

 ピッチが低いなあと思ったら、キース自身が楽器を 「A=431Hz」 に調律したと CD のブックレットに書いてあった。*1 禁欲的な第1巻に比べて、なんと自信に満ち堂々とした演奏であろうか。ハープシコード(チェンバロ)という楽器はピアノと違って、構造上、タッチによって音に強弱をつけることができないのだが、そこのところを逆手にとって、巧みに音を重ね合わせていく。特に 2:25 から始まるフーガの素晴らしさ。これこそ、バロック音楽の醍醐味である。



http://yushimiura.blogspot.jp/2010/05/blog-post_11.html
2010年5月11日火曜日
キース・ジャレットのゴルトベルク変奏曲
今朝,通勤の車中で聴いたのがJ.S.バッハのゴルトベルク変奏曲.今日は,キース・ジャレットの演奏に
よるものを聴いた.

キース・ジャレットといえば,まずはジャスのキーボード奏者として有名だから,クラシック音楽の録音があることを知らない人も多いにちがいない.(そう思っているのは私だけ?)

このゴルトベルクの録音は,ハープシコードによって演奏されている.(このハープシコードは日本の職人の手によるものらしい.実は録音場所も八ヶ岳の音楽堂だったりする)

ゴルトベルク変奏曲といえば,なにはともあれ,グレン・グールドの手による二つの録音が有名で,最初の録音のビビッドさと,二度目の録音の深遠さが,後を追う演奏者への呪縛となっていると思われるけど,この録音はそうした呪縛から離れて,非常に素直な,そして優雅な演奏となっている.

なんというか,演奏者の色があまりついていない.純粋な,ジャケットの色である白というイメージ.
ジャズ奏者というと,即興演奏が持ち味だから(キース・ジャレットのケルンコンサートとか)
「スゴイ」バッハを想像してしまうのだけれど,全くそんなことはない.装飾音も慎ましく,素直という言葉が一番しっくりとくる.聴いているだけで,幸せになるような,そんな演奏である.

また録音の素晴らしさか,ハープシコードの音が本当に美しく,目の前で鳴っているような臨場感がある.
これは実は名盤なのである.

実際,私が一年で最もプレーヤーに載せる回数の多いゴルトベルクのCDはこれである.グールドは素晴らしいけれど,ちょっと今までに多数回聴きすぎてしまった感がある.
また,たとえば武久源造の録音なんて,収録された音の生々しさがあって,それはそれで感動するのだけれど,演奏で表現されている内容がちょっと深すぎる.気楽に聴くことができない.
自然,聴く回数が減る.その他,ヒューイット,高橋悠治,レオンハルト,リヒター,スコット・ロスなどの録音も所有しているけれど,やっぱりキース・ジャレットのCDを聴くことが多い.飽きない,というのも優れた音楽のひとつの指標ではないかと思う.
(同じ基準ではスコット・ロスの録音も捨てがたい)

彼のジャズの録音の良さは実はよく理解できないのだけれど,(「ケルンコンサート」を聴いてもピンとこなかった...)この録音のバッハへのリスペクトは十分に感じられた.そう,それこそがこの録音を名盤たらしめているのだと思う.

キース・ジャレットは90年代後半から,慢性疲労症候群に悩まされ,演奏がほとんどできない状態であったらしい.それから,なんとか復活して現在は演奏活動を精力的に展開しているという.
復活後,彼はクラシック音楽の録音は行ったのだろうか.もしあるならばぜひ聴いてみたいと思う.

#1
キース・ジャレットの録音には,その他にも
バッハの平均律やフランス組曲の他,
ヘンデル,モーツァルトのp協奏曲,
そして,ショスタコまである.
どれも未聴である.
いつかゆっくりと楽しみたい...

#2
最近,「ゴルトベルク変奏曲 バッハ 音のよろこび」という
絵本を見つけた.
これがなかなかに秀作.
不眠症のカイザーリンク伯爵のために,
バッハの弟子のゴルトベルクがこの曲を演奏したという
エピソードが紹介されている.
こちらもぜひオススメ.

#3
そういえば,映画「羊たちの沈黙」の中で,
レクター博士がオリの中で聴いている曲が
「ゴルトベルク」だった.
レクター博士はハープシコードを弾くらしいけれど
(すみません.原作読んでいません)
映画ではピアノによる演奏だった.
あれはグールドらしい...



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