ドキュメント72hours/Route439(NHKテレビ)
年末特番 朝までドキュメント72時間2016 12/29(木)23:25~12/30(金)4:55 視聴者投票による人気作を一挙放送! 5時間半たっぷりお楽しみください。
☆360度 ... http://www4.nhk.or.jp/72hours/
年末特番 朝までドキュメント72時間2016
12/29(木)23:25~12/30(金)4:55 視聴者投票による人気作を一挙放送!
5時間半たっぷりお楽しみください。

を、ついつい見てしまった。こんな時間に
(3:15)・・・。外の闇夜は誰一人起きていな師走の静寂。

これBSの「世界のふれあい街歩き」とは趣きを異にして「日本人の日本人のための日本人による」、動画だった。

「世界のふれあい街歩き」を見ていると、まったくその場所に住んでいるような錯覚さえおぼえる。
最近、同様番組を民放でもやっていて、ついつい見ていて、とちらだか判らないときがある。当然で写っている動画がイタリアだったりドイツだったりオランダだったりと、被写体風景は外国であり、見たこともない景気だから、区別がない。

そうして日本人は、行ったこともない国を、さも知ったような知識を得る。つい先日、それに関連した「小話」があったので、面白おかしく紹介してみよう。

その女、じゃなかった女性は、年のころ60を前にした「余裕」のある平凡な主婦(そう見えるが実際訊いたわけではない。なにしろ開店直後のスーパー店内だった)が茶のみ友達としている大話しを小耳に挟んだ。

全部を解説するとこの小紙では紙片が足りないので割愛してとどめておく。その内容は、「いろいろ海外は行って、もういくとこがない。こんどトルコのアヤソフィアモスクなんかどうかしら、と綾さんに進められて、アラ一緒にど~お」という内容だった。

トルコイスタンブール、アヤソフィアのモスクってイスラム教礼拝する聖地?だったよね。そこにこのおっかさんが行って、どうしたいのか、と疑問が過ぎったが、よもや口には出せなかった。

トルコイスタンブール

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それから一気に日本の里山風景の「朝までドキュメント72時間」の話にシフトする。

まったく、それを比較すると異次元世界で、どうしても目は「明治維新」期の西洋文明追随そっくりコピーに行ってしまう。

その里山にはモスクはなく、道端の道祖神であったり稲荷様であったり、まったく人気のない鎮守の森に佇む朽ち果てた社だったり、そこでは年に一度の祭りがあった。

今では廃校となってしまった小学校の子供たちは、10本の指の数本にしか数えられず、あと数年で村も廃村となるべき憂いがある。

「朝までドキュメント72時間」テレビは、リアルにその風景をとっているわけではないが、いずれそうなってしまうであろう故郷風景を、いま撮って置かないと記録素子が永遠に失われてしまう、という危惧がそこに隠されているような気がした。

画面に出ている老若男女たちは、近所となりの爺さんであったり婆様だったり、いまでは「鼻たれ小僧」という名も死語になってしまい、その風景にはぜひとも「鼻たれ小僧」が必要だったが、すでに時はおそく、彼らは海外に移ってしまい、残された里山には、その親もしくは祖父祖母が、つつましく暮らしていた。

推定では、あと十数年で、それら山村は消滅する、という報告だった。

里山山村が消滅する、というのは、単に生まれ故郷の田舎がなくなる、という単純図式ではなく、日本国そのものの力がなくなり、都会に一極集中した「里山羨望」志願者を10名20名集めて、荒れ放題の山の下刈りをしたところで、「焼け石に水」の1cc2ccを掻き集めたところで、なんの解決策になっていない。

「地方創生」策は、ずいぶん前の「リゾート法」の対極にあったが、いずれにしたってデスク上で作った分厚い官僚策定冊子は、丸投げ「コンサル」の格好の受け皿となって、その先にゼネコンがあって、万事は江戸時代官僚の藩制度から一歩も逸脱しないという、世界に冠たる江戸幕府をクールジャパンと改名しただけで、物事が円滑に進捗する、とPDFファイルに書き込んである。

「朝までドキュメント72時間」、それは師走正月にふさわしい動画だったが、そのほとんどの出演者が団塊世代であったように見えた。

ということはこの世代が世代交代する時代はいま、目の前に迫っている。
そんなこと誰も知っているが口にしたくない話題の一つだ。



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