岐阜市の畑で2012年に見つかった石が隕石と判明
国内での確認は14年ぶり
2018年3月1日 19時31分 時事通信社

岐阜市の住宅地にある畑で2012年に発見された石の分析結果が判明
東大や岐阜聖徳学園大などは1日、隕石であることが確認されたと発表した
国内での隕石確認は14年ぶりで、100年以上前に落下したと考えられるという

「長良隕石」と命名された隕石を持つ発見者の三津村勝征さん=1日午後、岐阜市
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畑の落下物、隕石と判明=12年、岐阜で農作業中発見-東大など

 東京大や岐阜聖徳学園大(岐阜市)などは1日、岐阜市長良宮口町の住宅地にある畑で2012年に見つかった石が分析の結果、隕石(いんせき)であることが確認されたと発表した。

 東大などによると、国内での隕石確認は14年ぶりだという。発見した同市の三津村勝征さん(74)は「驚きと喜びが半分半分だ」と語った。

 隕石は褐色で、幅が最大20センチ、重さ約6.5キロ。主に鉄とニッケルの合金で構成され「鉄隕石」に分類される。少なくとも100年以上前に落下したと考えられるという。
(記事引用)