2017年06月

LEXUSと坂本龍一氏のコラボレーションイベント開催
EVENTS Apr 20,2017. UPDATE
「LEXUS Listening Drive | Ryuichi Sakamoto」
4.01 Sat 19:00  START
LEXUSは、8年ぶりとなる新作「async」を発売したばかりの坂本龍一さんとLEXUSがコラボレーションして、3つのプログラムから成る「LEXUS Listening Drive | Ryuichi Sakamoto」プロジェクトを始動。オープニングイベントとして実施した坂本龍一さんとGQ Japan編集長の鈴木正文さんによるトークショーに加え、坂本龍一さんのニューアルバム「async」を体験しながらLEXUSの車両で都内をドライブする「LEXUS Listening Drive体験」を開催しました。INTERSECT BY LEXUS - TOKYOでは、このプロジェクトの特別展示として、展示車両内で坂本龍一さんのニューアルバムの視聴体験や「坂本龍一 特別映像 for LEXUS」の放映などを行っています。
1.トークショー開催
「LEXUS Listening Drive | Ryuichi Sakamoto」。そのオープニングイベントとして、東京・南青山にあるINTERSECT BY LEXUS - TOKYOで、坂本龍一さんとGQ Japan編集長の鈴木正文さんによるトークセッションを開催しました。
今回は、お二人が「クルマと音楽による新しい体験」をテーマに語った数々のエピソードから、音楽とクルマをキーワードにピックアップしてレポート。応募多数で抽選での招待となったゲストが見守るなか、坂本さんの新アルバムの話題からトークセッションはスタートしました。

鈴木:GQ JAPANの鈴木です。
坂本:坂本龍一です。
鈴木:今日はありがとうございます。もう終盤ですよね、東京滞在の。アルバム「async」は、どんな思いで?
坂本:シンクロナイゼーションですね。世界の音楽の99%は同期している。ひとつの時間軸に。みんなも同期している音楽を聴いて育ってきたし、それは人間の本能でもあります。演奏をバラバラにやれって言っても難しくて、そうじゃない音楽ってできないかなと数年前から思っていました。
鈴木:いくつものメトロノームを並べて動かすと、速度が揃っていくみたいなことですか?
坂本:あれはちょっと違うんです。同期するのは、リズムだけじゃなくてハーモニーも。最初はバラバラでも、10分もやれば自然にあってくる。だから、今回はそうじゃないもの。例えば、中心みたいなものを定めないで、6人の演奏者がそれぞれ自分の時間で演奏する。バラバラにやっているんだけど、1つの音楽になっている状態というのをやってみたくて。以前、何度か実際に演奏してもらって試したことがあるんですが、とても美しいんですよ。そういうテーマの楽曲が多くなってきたのもあって、それを表すために今回の「async」を作りました。

鈴木:クルマに乗って音楽を聴く「Listening Drive体験」というのは?
坂本:ミュージシャンもクルマで音楽を聴く時間が多くて。愛車内での音楽の聴こえ方を基準にしている人って多いんですよ。
鈴木:部屋で聴くのとは違うんですね。
坂本:オーディオシステムが違うし、クルマや街のノイズも入ってくる。自分が作った音楽の確認のひとつになるんですよね。入ってくるノイズで、音楽が聞こえなくなったらだめなんだよね。
鈴木:今回の作品以前から、クルマに乗って確認してたんですか?

坂本:それが、僕はなまけもので(笑)。何十年も前からわかってはいたんだけど、今回初めてやりました。ほとんど完成した段階でクルマでそれをかけて。2時間ちょっと、わざとうるさい場所を走ったりしてね。マンハッタンはどこでもうるさいけど、ヘリコプターの離発着とか、バスが走る音とか。そういうところを通って、自分が作った音楽がどれだけ存在感があって、ノイズに負けないか。それを確認するために、Listening Driveをやってみました。

鈴木:その結果、ここをこう変えたというという部分はありますか?
坂本:それが、期待以上によくて全部OK。音楽がよく聴こえただけじゃなくて、ヘリコプターが飛ぶとそのノイズが音楽と混ざりあって、またいいの。新たな音楽になっちゃった。今回も、LEXUSの協力で「LEXUS Listening Drive体験」をやりますが、東京はニューヨークに比べたらとっても静かですね。
鈴木:LEXUS Listening Drive体験は、4日間限定で、抽選で当たった1日3組24組48名、お二人までが乗れるんですけど、LEXUSに乗って、最初に坂本さんのナレーションが入ったasyncを聴きながら東京の街を回るという取り組みですよね。実際に、この辺りを15分1時間くらい、LEXUSの後部座席に乗ってListening Driveしてみたんですが、確かに非常に静かだと思いました。ノイズが入ってこない。
坂本:ワタリウム美術館から出発して、渋滞に引っかからなければ、ちょうどasyncを聴き終えるくらいのドライビングコース。イチョウ並木と絵画館が見える場所や、迎賓館の前。通っていた高校の隣に新宿御苑があって、よく行きましたね。東京生まれで、東京育ちなので、東京の街にはそれなりに思い入れがあって。コースは僕が考えました。

60分という限られた時間ながら、ニューアルバム「async」からListening Drive体験など、さまざまな話題へと広がりを見せたトークセッション。ゲストの方々や意見を交えあったお二人にとっても、濃密な時間が流れる貴重な機会となりました。

2.「LEXUS Listening Drive体験」開催

4月15日(土)、16日(日)、22日(土)、23日(日)の4日間、LEXUS車両で「サウンドとノイズ(環境音)」に加え「流れる風景」が一体となり、五感を刺激する新しいドライブ体験「LEXUS Listening Drive | Ryuichi Sakamoto」プロジェクトの一環として、クルマに乗って音楽を聴くという行為に着目した試み「LEXUS Listening Drive体験」を実施しました。
外苑前のワタリウム美術館をスタートし、坂本龍一さんのニューアルバム「async」を聴きながら、坂本龍一さんオススメの都内のルートをLEXUSの車両でドライブ。参加者は専用ドライバーの運転に同乗し、明治記念館、皇居、新宿御苑といった坂本龍一さんの思い入れのあるスポットを1時間弱かけて巡り、ゴールのINTERSECT BY LEXUS - TOKYOへ。
抽選で選ばれた24組の参加者からは「街中ではより現代風な曲が流れるなど、音楽とそれぞれのスポットがマッチしていて、コースも非常に良く設計されていると感じました」「どこまでがアルバムの音で、どこからが走行音、環境音なのかがわからなくなる不思議な感覚がありました」といった今回の試みに対する感想や、「ハイブリッドカーで車内が静か。純粋に音楽を楽しむことができました」「乗り心地もよく、ゆったりと移動しながらなので全身で音楽を感じることができました。終盤、あまりの心地よさにいい意味で眠気が訪れるほど」といった車両に関する感想も寄せられました。
参加者は、音楽と周囲の環境音、車窓を流れる東京の景色が一体となって生まれる新しい音楽体験に身を委ねました。

3.INTERSECT BY LEXUS - TOKYOで「特別展示」実施中

2017年5月9日まで、INTERSECT BY LEXUS - TOKYOの1FにあるGARAGEスペースでは、「LEXUS Listening Drive | Ryuichi Sakamoto」プロジェクトの特別展示を開催中です。特別展示では、展示車両内で坂本龍一さんのニューアルバム「async」の試聴体験や「坂本龍一特別映像 for LEXUS」の放映やパネル展示などを行っています。
会場:INTERSECT BY LEXUS - TOKYO
住所:東京都港区南青山4丁目21−26
期間:2017年4月1日(土)〜5月9日(火)予定
時間:9:00〜23:00
https://lexus.jp/brand/intersect/tokyo/garage/garage20170401.html
LINKS
坂本龍一氏 webサイト
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(記事引用)








日本の“海軍力”はアジア最強 海外メディアが評価する海自の実力とは
 NewSphere 2017年06月02日 11:00
 昨今の日本の“海軍力”の強化が海外メディアの注目を集めている。その象徴の一つが「事実上の空母」との呼び声が高い、ヘリコプター搭載型護衛艦「いずも」だ。5月中旬から戦後最大規模の外洋遠征中 で、26、27日には中国の進出が著しい南シナ海で「航行の自由作戦」を実施した米海軍ミサイル駆逐艦「デューイ」と共同訓練を行った。3月には、この「いずも」と同型の「かが」が就役。これで一回り小さいヘリコプター搭載型護衛艦「ひゅうが」「いせ」と合わせ、“空母4隻体制”になり、「日本海軍はアジア最強」(米ナショナル・インタレスト誌)といった論調や分析記事が目立ってきている。

 反対に、国内メディアは、改憲論議とも大きく絡むデリケートな問題なだけに、「いずも」の動きなどにしても、まるで腫れ物に触るかようなあっさりとした報道がほとんどだ。日本ではあまり公に語られることのない海上自衛隊の実力と、ライバル・中国とのパワーバランスはどうなっているのか? 海外メディアの見方を紹介する。

◆最新鋭空母4隻を保有?
 英BBCは、英国国際戦略研究所(IISS)のアレクサンダー・ニール氏の分析を紹介。同氏は、6月2日から開催されるアジア太平洋地域の防衛問題を話し合う国際会議、「IISSアジア安全保障会議(シャングリラ会合)」に参加予定の有力な研究員だ。「いずも」は、5月15日に同じシンガポールで開催された国際観艦式に参加しており、その姿を目にしたニール氏は、「日本が第二次大戦後に建造した軍艦で最も大きく、(護衛艦というよりは)むしろ空母に見える」と表現する。

 インドのビジネス・スタンダード紙は、「いずも」と同型の新造艦「かが」が、ミッドウェー海戦で米海軍に撃沈された旧帝国海軍の空母「加賀」と同じ艦名を戴くことに着目。中国はそれに反応して「悪名高き軍艦」という表現を使って「かが」の就役を非難したが、同紙は「加賀がヘリコプター搭載艦として復活したことにより、日本はアジアで唯一、2隻の航空母艦サイズの軍艦を持つ海軍大国になった」と書く。「いずも」「かが」よりも小型の「ひゅうが」「いせ」についても、垂直離着陸戦闘機「ハリアー」を搭載するイタリア、スペイン、タイの小型空母に匹敵する戦力だとしている。

 もちろん、日本側の公式なアナウンスは、上記の4隻はあくまでヘリコプターの搭載を前提とした「護衛艦」である。ニール氏も、憲法上の制約のある日本が「いずも」や「かが」の運用において慎重な姿勢を崩さないことは十分に承知している。しかし、同氏自身を含む大半の海外の識者やメディアの見方は、共通して「垂直離着陸機を用いれば十分に空母として運用可能」=「空母としての能力を十分に持っている」というものだ。たとえば、航空自衛隊はF-4の後継機としてステルス戦闘機F-35Aの導入を決めたが、F-35の短距離離陸・垂直着陸(STOVL)タイプのF-35Bを艦載機として運用すればその時点で最新鋭の「空母」になる、とニール氏やナショナル・インタレスト誌は見ている。

◆海上自衛隊は「アジア最強の海軍」
 対中国の視点では、純粋な戦力としては、海上自衛隊が中国海軍を上回っているという見方が主流のようだ。ナショナル・インタレスト誌は、海上自衛隊の艦艇と人員の数、装備の性能、組織力のどれをとっても「アジア最強」だと指摘する。主要装備の性能や役割を詳しく説明したうえで、東日本大震災発生時の災害救助活動の実績を紹介し、海上自衛隊の展開力の高さも折り紙つきだとしている。ビジネス・スタンダード紙は、「そうりゅう」型8隻と「おやしお」型11隻を擁し、2021年までに23隻に拡大する予定の潜水艦戦力も、中国に脅威を与えるとしている。
 
 また、南シナ海を経てシンガポール入りし、その後さらに南シナ海で「デューイ」との共同訓練を行った「いずも」の動きを、ニール氏は尖閣諸島など日本周辺海域での「中国の執拗な動き」への対抗策だと断言する。そして、「『いずも』は安倍政権下で進む日本の軍拡の象徴だ。それは、第二次大戦中の日本の強力な空母艦隊によってもたらされた痛みを強烈に思い出させるものだ」と、中国側の見方を代弁する。

 ビジネス・スタンダード紙は豊富な防衛予算も海上自衛隊の強みだと見る。「防衛費の上限が全体の1%という制約がありながらも、日本の2017年の防衛予算は436億ドルで、インドの535億ドルよりも少し少ないだけだ。そして、インドや中国と違い、日本は陸軍よりも海軍と空軍に多くの予算を回している」と、予算面でも決して自国や中国に負けていないと指摘する。

◆防衛装備の海外移転で強化される防衛力
 我々日本人の多くは、自衛隊の装備はかつての「武器輸出三原則」の制約などにより割高だという認識を持っている。しかし、ビジネス・スタンダード紙は、自国との比較において逆の見方をする。「川崎重工、三菱重工といった巨大企業を擁する日本の洗練された造船産業は、軍艦を迅速に安く作ることができる。そうりゅう型潜水艦は6億8500万ドルだが、これは半分以下のサイズのインドのスコルペヌ型潜水艦とほぼ同コストだ。排水量690トンのあわじ型掃海艦もたった1億6000万ドルで作っている」などと書く。

 日米の連携強化も、中国にじわりとプレッシャーを与えていると各メディアは分析する。「いずも」と「デューイ」の共同訓練は、デューイが中国の南シナ海での動きを牽制する「航行の自由作戦」に従事している艦なだけに、中国のみならずアメリカや周辺諸国の注目も集めた。日本側は「いずも」は航行の自由作戦には参加しておらず、あくまで一般的な編隊・通信の確認だったと説明しているが、ニール氏は、こうした日米の動きを中国は「アメリカによる地域支配の準備をカモフラージュするものだと見ている」と指摘する。また、ニール氏らアナリストは、武器輸出三原則の緩和により、インド、オーストラリアといったアジア太平洋地域の同盟国に高性能な日本製装備が行き渡ることも、広く日本の防衛力強化に貢献すると見ている。

 こうした論調を俯瞰すると、アジア太平洋地域の覇権をアメリカから奪おうと目論む中国にとって、日本の“海軍力”が目の上のたんこぶになりつつあるのだと思えてくる。それが地域の安定にどのように影響していくのか、気になるところだ。
(記事引用)



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